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外来日程表

 
午前 - - 森田 - - -
午後 - - 森田 - - -

※状況に応じて午後の外来も行なっています。まずはご相談下さい。

画像診断・血管内治療診療部とは

画像診断・血管内治療診療部は、身体の中の正常・異常(体内情報)を画像として描き出す画像診断と、画像診断を用いて治療するIVR(アイ・ブイ・アール)を統合して"画像で診断し画像で治す治療"を行う、極めて特異で新しい部門です。

科の特徴

画像診断・血管内治療診療部は、身体の中の正常・異常(体内情報)を画像として描き出す画像診断と、その画像診断を用いて治療する、極めて特異で新しい部門です。
血管内治療による診断(検査)・治療にはまだまだ沢山の診断、治療法があります。毎週水曜日(午前・午後)に整形・外科外来で血管内治療外来をひらいております。"血管による健康診断、病気の治療" についてなんでも御相談下さい。

血管内治療について

"血管内治療" とはなんでしょう

"血管内治療" とは"血管の内から" あるいは"血管をとお(経由)して" 身体の中のさまざまな病気を"みつけ" そして"なおす" 新しい分野の診断(検査)・治療法です。

"血管内治療" が新しい診断(検査)・治療とされる理由

これまでの治療法は大きくわけて"切らずになおす" と"切ってなおす" のどちらかでした。しかし血管内治療は躰(からだ)の中のどこにでもある血管をとお(経由)して"病気を見つけ" そして"切らずになおす" すなわち診断(検査)と治療が同時に出来ます。

"血管内治療" は何故切らずに診断(検査)・治療が出来るのでしょう

血管内治療をする場合には事前に診断の補助として画像診断法※を用いて経皮的(皮膚を切らずに皮膚を通して)に病巣に近づき治療します。血管内治療では主に血管造影法を用いますが、太ももの付け根からカテーテルと呼ばれる細長い管を入れます。このカテーテルの先端を目的とする病気の場所まで誘導して診断(検査)・治療(詳しいことはⅠ-診断(検査)、Ⅱ-治療を参考)するので"切らずに" 診断(検査)・治療が出来ます。

※画像診断法とは、主にUS(超音波断層法)、CT(コンピュータ断層法)、MRI(磁気共鳴断層法)、血管造影法などの総称です

"血管内治療" の特徴(利点)

最も大きな利点は診断(検査)・治療を受ける患者さんの"躰(からだ)の負担" が少ないことです。具体的には

  1. 傷口が小さくてすむ(約1~5㎜)
  2. 痛みが無いまたは少ない。
  3. 診断(検査)時間(10~15分)または入院日数(2~3日)が短い。
     ↓
  4. 費用が安い

という点が挙げられます。

"血管内治療" の適応

どんな診断(検査)・治療法でもその方法が患者さんの現在の状態に合っているか否かの判断が最も大切です。その判断基準とは

  1. 病気の時期
  2. 体質(アレルギーなど)
  3. 持病(過去の病気も含む)
  4. 年齢
  5. 患者さんとその周囲(家族など)の状況(通院時間、経済的など)

患者さんの現在困っている訴え、症状に最も合った診断(検査)・治療法を選ぶことがなおす近道です。

"血管内治療" で診断(検査)・治療が出来る範囲(適応範囲)

診断(検査)

"血管を通して健康診断が出来る" と聞くと血管の中に管を入れるなど躰に大きな負担になる診断(検査)をされると思いがちですが全く違います。

"血管を見る" 手段は血管の中に管を入れて血管を撮"血管造影" だけではありません。患者さんに殆ど負担を与えない"超音波(US)" 、"CT" 、"MRI" 検査でも躰の中の血管を描出する事が可能です。特に躰の横切り像を立体的な画像に作り直す(三次元構築画像、3DCT)は"点や面" を"立体的な太さを持った線" として見る事が出来ます。この立体的な画像によりあらゆる方向から"血管を見る" ことが可能で、"この太さを持った線" をたて、よこ、ななめに血管を切った画像も作れるので血管の内側も見る事が出来るため"血管の描出" には最も簡単ですぐれ、身体に負担のない方法です。

血管による健康診断の具体例として表1(←ここをクリック)に症状から診断法、診断可能な病気をまとめました。

治療

血管内治療によりなおす事が出来る方法は沢山ありますが"注入する(動脈内注入化学療法)" 、"閉塞させる(塞栓術)" 、"ひらく(開通・拡張術)" 、"つなぐ(連結・吻合術)" の四つの言葉に代表されます。

(1)がん(癌、悪性腫瘍)の治療
  1. がんを栄養している血管をつめてがんを餓死(壊死)させる(動脈塞栓術)
  2. がんを栄養している血管に直接、薬(抗がん剤)を入れてがんを毒殺する(動注化学療法)
(2)出血の治療
  1. けが(外傷)により破裂した血管からの出血をお腹を開けずに、局所麻酔で血を止める(肝外傷、脾外傷、腎外傷、骨盤骨折など)
  2. 食道静脈瘤、胃静脈瘤の破裂による出血を止め、血液の流れを変えて瘤をなくす(静脈瘤塞栓術+短絡術)
  3. 状態の悪い患者さんのコントロール(制御)出来ない出血(がんからの出血など)を患者さんの体に殆ど負担をかけずに短時間で大もとから止血する
  4. 口からの出血(吐血)、黒い便の排出(下血)など食道、胃、十二指腸、小腸、大腸からの出血している場所を診断し、引き続いて止血する
  5. 肺からの出血(喀血、血痰)を止血する
(3)血管(動脈)の治療
  1. 狭くなった、あるいはつまった動脈をバルーン(風船)でひろげる(血管形成術)
  2. 血管をひろげた(拡張)あと拡張を維持させる(ステント留置術)
  3. 体内の最も太い血管のこぶ(胸~腹部大動脈瘤)を胸やお腹を切らずにこぶを縮め、治癒す(ステントグラフト動脈瘤内置換術)
(4)血管(静脈)の治療
  1. 突然死することのある肺動脈血栓・塞栓症の予防のため下大静脈内に血栓を捕らえる網(フィルター)を置く(下大静脈内フィルター留置術)
  2. 血液のかたまり(血栓)でつまった動脈、静脈を薬(血栓溶解剤)でとかし開通させる(カテーテル血栓溶解術→血管形成術→ステント留置術)
  3. ふくれた下肢の静脈(静脈瘤)を薬(硬化剤)で硬くし、縮小させる(静脈瘤硬化療法)
(5)良性腫瘍・黄疸・腰痛の治療
良性腫瘍であっても大きくなればさまざまな障害を引き起こします。
  1. 大きくなって便秘、頻尿、大量出血の原因となった子宮筋腫を縮小させる(子宮動脈塞栓術)
  2. 顔面や口の中の血管のかたまり(血管腫)を縮小、消失させる(血管腫硬化療法)
  3. 黄疸の原因となる胆汁の通り道のつまり(胆道閉塞)を開腹せずに開通させる(胆管拡張術→ステント留置術)
  4. 激しい腰痛の原因となる骨粗鬆症による腰椎の圧迫骨折やがんの骨転移によりつぶれた腰椎にセメントを注入し固定する(椎体形成術)
(6)最も正確、確実ながんの診断
がん診断の最も正確な診断法は生検(バイオプシー)といって疑わしい場所の一部を切除あるいは針を穿して取り、その細胞を顕微鏡でみることです。このためには採取する場所が小さくても正確な事が必要です。小さな傷口で痛くなく、必要十分な組織を採るためには超音波、CTを見ながら行う必要があります。
(7)心臓・血管内の異物除去
間違って心臓や血管内に入ってしまった切れた栄養チューブやコイルを胸や心臓を開けずに血管を経て取り出します。

血管内治療で治癒すことが出来る方法と使用する画像診断法を表2(←ここをクリック)にまとめました。参考にして下さい。

診療のご案内

診療項目 診療日 診療内容
外来診療 水曜日
(午前・午後)
画像診断・IVRの説明、ご相談に応じます。
また、画像診断・IVRの立場からセカンドオピニオン(第三者としての意見)のご相談に応じます。
外来診断 水曜日
(午前・午後)
US・CT・MRIを行い、必要に応じて直ちに診断結果をお話しします。核医学・PETのご相談にも応じます。
入院治療 原則的に毎日
(特に火・水)
血管造影、血管内治療(原則として2,3日入院)

医師の紹介

森田 穰(もりた ゆたか) 顧問

経歴
北海道大学医学部医学科 卒業
ミュンヘン大学招聘教授を経て北海道大学教授、
現北海道大学名誉教授
日本IVR学会指導医・名誉会員、日本血管内治療学会名誉会員
日本脈管学会評議員、日本静脈学会評議員
北米IVR学会(SCVIR)、ヨーロッパIVR学会(CIRSE)会員
北米・ヨーロッパIVR学会機関誌(JCVIR)元編集委員、
日本IVR学会機関誌(IVR会誌)元編集委員長
日本血管造影・IVR学会理事、北日本IVR学会代表世話人、
北海道血管造影・IVR研究会代表幹事を歴任

※IVR(Interventional Radiology):血管内治療と同じ意味

フリーコメント 血管内治療による診断(検査)・治療にはまだまだ沢山の診断、治療法があります。毎週水曜日(午前・午後)に整形・外科外来で血管内治療外来をひらいております。"血管による健康診断、病気の治療" についてなんでも御相談下さい。

受付時間

午前
月~土8:00~11:00
午後
月~金13:00~15:30

お見舞い・面会の時間

一般
月~土14:00~20:00
日・祝11:00~20:00
小児病棟
毎日15:00~19:00

天使病院への交通アクセス

〒065-8611
札幌市東区北12条東3丁目1-1

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