2004年7月より「全身骨X骨密度測定装置」を導入いたしました
骨密度測定装置 QDR-Delphi A
最近は健康に対する関心も高まり、一般の人々の間にも「Quality of Life」という感覚が広がりつつあり、生活習慣病(成人病)の健康診断はもはや当たり前のものとなっています。そして、骨の病気である骨粗鬆症やダイエットによる骨量減少などにスポットがあたっており「骨も健康診断するもの」という意識が浸透しつつあります。
骨密度測定装置では治療の必要性を示唆するだけではありません。
定期的な健康診断により骨量減少を早期に発見し、骨の健康状態の情報を数字で指標することで適切な予防法や治療指導を行うことが出来ます。
特に今回、当院で導入した骨密度測定装置は骨粗鬆症の診断の基準となる腰椎、正面側面測定や全身の骨量、体脂肪量などを高速で測定出来、より細かな測定データによる診断を行うことが可能になりました。是非、ご利用下さい。
お問い合わせがありましたら、各科窓口にお気軽にお声をおかけ下さい。
対象疾患
整形外科系
- 骨粗鬆症の診断および治療、骨折後の骨量増加の経過観察
- 慢性関節リウマチの診断および治療効果等の経過観察
産婦人科系
- 閉経後の粗鬆症ならびに産褥期・授乳期あるいはダイエット中の骨量減少の診断治療効果の判定、卵巣摘出後の骨量減少の経過観察及び治療効果の判定
内科系
- 続発性骨粗鬆症(内分泌性、薬物投与、栄養性、その他(糖尿病等の合併症))の診断および治療の経過観察
- 内分泌障害(副甲状腺機能亢進症等)の診断及び治療経過の観察
泌尿器系
- 人工透析による骨量減少の経過観察および治療判定
- ステロイド投与による骨量減少の経過観察および治療判定
小児科系
- ビタミン、ホルモン等に起因する代謝性骨疾患および先天性疾患の診断および治療経過の観察
人間ドック
- カルシウムドック、体脂肪率検査
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