札幌市東区の総合病院 天使病院
診療部門紹介「救急科」

救急科 年齢や重症度を問わず救急車で来院された方を診療

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救急科からのお知らせ

救急センターと救急科について

当院では2013年より救急センターを開設し、救急搬送患者の受入れを行っておりましたが、救急専従医は在席しておらず、急性期や重症患者の初療に特化したものではありませんでした。そこで2025年度より、更なる救急診療の質と量の向上を目的として救急科を新設いたしました。

当院における救急科の役割

① 救急搬送患者の診療

救急専従医の勤務時間内は、原則として救急搬送患者の初期診療は当科で担当いたします。

診察の結果、呼吸・循環・意識状態が不安定な重症患者であれば状態を安定化させつつ高次医療機関へ搬送します。また、状態が安定している患者は症状や疾患に応じて院内の各専門科へ紹介します。その際は、特に見逃すと命に関わる疾患を確実に否定する事が救急科の役割となります。

② 救急文化の育成

新設部署である当科の最大の使命は当院における救急診療体制・重症患者診療体制の整備です。今後は、救急専従医増員、院内救急救命士雇用、緊急搬送車両(ドクターカー)導入なども画策しております。

また、院内での心肺蘇生教育や災害対応教育などを通して急変や災害に強い病院作りも並行して行って参ります。皆様のお役に立てるよう奮励努力していく所存です。

医師の紹介

  • 江濵 由松(えはま よしまつ)医師

    経歴
    2009年 市立函館病院 初期臨床研修
    2011年 弘前大学医学部附属病院 高度救命救急センター
    2012年 市立函館病院 救命救急センター
    2016年 埼玉県立小児医療センター 救急診療科
    2020年 函館五稜郭病院 救急科
    2025年 天使病院 救急科
    専門医
    認定医
    日本救急医学会 専門医
    日本集中治療医学会 専門医
    日本蘇生学会 指導医
    日本救急医学会 ICLSコースディレクター
    日本小児救急医学会 Special Interest Member
    ICD制度協議会認定 Infection Control Doctor
    日本DMAT隊員(統括DMAT)
    道南ドクターヘリ フライトドクター
    専門・得意分野 救急診療全般、小児救急・集中治療、心肺蘇生教育
    趣味・特技 剣道
    コメント For the future, for the children.

診療実績

項目 2024年度 2023年度 2022年度
救急車受入件数 1,553 1,698 1,681
うち転院搬送 302 385 282
不応需数 893 1,424 2,008
不応需率 35.5% 44.4% 53.7%

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救急科へのお問い合わせ

現在、当センターでは救急専従医・院内救命士の雇用を検討しております。相談や見学は随時お受けいたします。
ご希望の場合は以下よりご連絡ください。