臨床研修室 やる気のある、前向きな同士を求めています

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全国の医学生のみなさんへ!!

わたしは、北海道札幌市にある、天使病院の臨床研修室長、山本浩史(やまもとひろし)です。本職は外科・小児外科・乳腺外科です。
1986年に北海道大学を卒業し、最初の4年は北海道大学小児科で研修しました。1990年からは第一外科に入局して研修し、2002年から天使病院で働いています。

天使病院の研修は2004年の初期臨床研修制度の開始とともにスタートし、2023年までに74人の研修医が卒業しました。

臨床研修医の様子

当院で後期研修後継続する割合と進路先

後期研修(現在は専攻医)を当院で継続する人数も多く、39人(53%)が3年目に当院に残って活躍してくれました。さらに幸せな事に1期生の脇口医師(現当院小児科医)が千葉県立こども病院の小児科で、2期生の大場医師(現当院外科医)が東京都立小児総合医療センターの小児外科で、そして3期生の湊医師(現当院外科医)が神奈川県立こども医療センターの小児外科でそれぞれ勉強し、現在は天使病院に戻って活躍してくれています。若い世代の層が厚くなってきたので、屋根瓦方式のきめ細やかな研修体制が整ってきました。

したがって天使病院はこの【初期臨床研修制度に賛成の病院】です。まだまだ不十分なところがありますが、研修システムをより良いものに変えていこうと研修医とともに日夜努力しています。

  • 立ちん坊で何をしていいのかわからない見学者を望みますか?
  • 自分の目標は何ですか?
  • 何をできるようになりたいですか?
  • 自分の2年後を想像できますか?
  • 働きながらトレーニングする(On The Job Training)環境を望みますか?
  • 自分は患者と病院にとって役に立つのだろうかと考えていませんか?

当院では研修医の視点に立った環境整備を行い、【楽しい研修】を実現いたします。一つ一つの経験をじっくり噛みしめる研修が可能です。研修の基本的な考え方は、以下の通りです。

  1. 研修医がhappyであればいい(研修医が幸福になる環境整備)
  2. 病院全体で研修医を育てる(研修には全ての病院職員が参画)
  3. レクチャーやカンファレンスを重視し、EBMを実践する
  4. 指導方法を教え、最初から指導医としての教育を行う
  5. マンツーマン及び屋根瓦式指導体制と、柔軟なカリキュラムで研修の質を高める
  6. 目標の達成状況を随時把握し、形成的評価に基づき指導する
  7. 研修医の医療行為は基本的に指導医が監督し、その責任を負う

医学生の実習にも力を入れ、年間200人程度を受け入れています。
学生は立ちん坊の実習ではなく、臨床を手伝っていただきます。

今の研修医と医学生が幸せならば、5年後、10年後の人たちはもっと幸せになれるだろう、そうすれば世の中はもっと良くなるだろうと考えています。研修医の時から指導方法・教育方法を学んでいれば、将来もっと良い研修システムに発展するだろうと考えています。

わたし達と一緒に研修をして、将来について考えてみませんか。やる気のある、前向きな同士を求めています。一度見学にいらしてください。楽しい研修をお約束いたします。

臨床研修室長 山本 浩史

いつ何時、だれの挑戦でも受ける
By 臨床研修室長、外科・小児外科・乳腺外科
山本 浩史