先輩の声

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臨床研修医OB大橋 宏史(おおはし ひろし)

現職
2012年4月~ 帯広厚生病院 小児科
在籍期間
2009年4月~2012年3月

天使病院小児診療部での後期研修3年間が終了して約1年が過ぎました。私は初期研修を他の病院で修了し後期研修から天使病院の一員となりました。小児科に進む事は決めましたが大学に入局しなかったため、どこで研修するか迷っていた時に大学の同期に天使病院を紹介され後期研修先に決めました。天使病院での研修は非常に大変でしたが色々と成長できた3年間で、小児科医としての土台を作る時期を天使病院で研修出来て本当に良かったと今でも思っています。

私が在籍した当時の天使病院の小児診療部はスタッフドクターが4-5名とレジデントが4‐5名と札幌でも大きい小児科でした。私は小児科とNICU科を半年毎に3年間回りましたがどちらかを重点的に回る人もいました。小児科、NICUどちらの先生方も非常に指導熱心で知識だけでなく医師としての姿勢など様々な事を教えていただきました。

小児科は札幌市東区の中核病院で3次救急を除くほとんどの症例を幅広く見る事が出来ます。毎日の朝夕のカンファレンスのおかげで何も分からない段階でもなんとか診療する事が出来ました。また様々な機会で学会発表の場を与えられ勉強になりました。

NICU科は道内有数の規模で札幌近郊のみならず外科疾患に関しては全道から受け入れをする施設です。早産児や低出生体重児だけでなく呼吸障害、脳低体温療法が必要な重症新生児仮死、横隔膜ヘルニア等の新生児外科疾患等の様々な疾患を主治医として持たせてもらう事が出来ました。

また天使病院は中規模の病院のためか各科の垣根が低く多科の先生にも相談しやすい環境でした。特に小児外科、産科、耳鼻科、麻酔科の先生方には非常にお世話になりました。

また小児科と産科志望の初期研修が多く小児科やNICUを長期に回るため、後期研修医の段階でも指導する事が求められ勉強になる事も特徴の一つです。

またコメディカルの方も小児診療部に非常に協力的です。日々まわりに支えてもらいながら研修生活を送れる環境がこの病院にはあります。後期研修先を迷っていたり大学入局をしていない方がいたら是非、天使病院を勧めたいと思います。

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