札幌市東区の総合病院 天使病院
天使病院の100年史「NICU(新生児集中治療室)厚生省より認可」

100年史

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1986年(昭和61年)

NICU(新生児集中治療室)厚生省より認可

新しい生命の健全な誕生と育成を願って

昭和55年患者に対する給食サービスと患者の生活環境を充実させることを目的に、配膳および清掃の中央化が図られた。これに先立ち天使病院は毎年食品に関する優秀施設として、札幌市より表彰され、昭和53年には厚生大臣賞が贈られた。

地域住民に対する健康管理を推進するために検診活動が始められたが、その一環としての乳癌無料検診は地域の婦人たちを非常に喜ばせた。
 
また、チーム医療の必要性はますます強くなった。各病棟、外来、関係部門でチームカンファレンスが活発になり、チームで医療が行われると同時に、継続医療のために在宅訪問看護が充実した。
 
100_6_NICU.jpgさらに、新しい生命の健全な誕生と育成を限りなく願って、周産期医療も以前に増して充実した。札幌市内のハイリスクの妊産婦の搬送、ハイリスクベビーの搬入に対応するためにも、施設が必要となり、昭和58年以来増築案を検討し59年着工、昭和60年3月に鉄筋コンクリー ト造地下1階地上4階建東棟が増築された。また、昭和61年2月には北海道で最初のN ICU(新生児集中治療室/写真)が厚生省から認可された。
 
同年9月には長年の懸案だった全身用CTスキャナが設置され、さまざまな病状の早期発見が図られるようになり、治療と看護に万全の体制が整えられた。
天使病院は、東区の基幹病院として、また北海道有数の近代的施設を有する総合病院として、新しい時代に応える医療活動を揺ぎのないものにしている。
 
昭和61年10月11日、天使病院創立75周年記念式典が多数の職員、関係者の参加を得て盛大に行われた。

 

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