1977年(昭和52年)
事務業務にコンピューターを導入
コンピューター導入で患者サービスに力を注ぐ
ますます複雑・多様化する事務業務の合理化と省力化を図り、スムーズな病院運営の実現のために昭和52年には、いち早くコンピューターを導入(写真)した。これにより患者の待ち時間が大幅に短縮され、また業務の省力化により、一層患者サービスに力が注がれるようになった。
創立以来、一貫して来た神の御心にそって、愛にみちた医療が続けられ、患者一人ひとりが最後まで、一人の人間として生きることを支えるための衣料と看護の日々、検診・指導・治療・訪問と予防からアフターケアーまで継続した医療の提供が何よりも大切にされたのである。
この頃、入退院を繰り返しながら、病院で最後を迎える癌の患者が多くなって来た。天使病院では、昭和54年以来、毎年11月に、その年帰天された人びとの御家族を招待し、共に冥福を祈るため、追悼ミサを捧げていた。
また同年(昭和53年)、病院の用水の合理化を研究し、その成果を発表したボイラー技師に対して、ボイラー協会より技術開発賞が贈られた。